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松本流星 初防衛戦へ計量パス 「自分に勝てるかが一番重要」 先輩2人の誕生日を勝利で祝う

スポーツ報知 2025年1月31日 14時47分

◆プロボクシング▽日本ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・松本流星―同級1位・岡田真虎(2月1日、後楽園ホール)

 タイトル戦の計量が31日、都内で行われ、チャンピオンの松本流星(26)=帝拳=、挑戦者で同級1位の岡田真虎(30)=JBS=ともに47・5キロでパスした。昨年9月にプロ4戦目で王座を獲得した松本にとっては初防衛戦。「相手うんぬんよりも、一番の敵は自分。自分に勝てるかが一番重要」と、リング上でセルフコントロールできるかが、勝負の分かれ目と考える。

 ライバルの存在がV1戦への思いをより強くした。先月24日に前日本王者の高田勇仁(ライオンズ)が、WBOアジアパシフィック王者の小林豪己(真正)を下し王座を獲得。ミニマム級の世界挑戦へ一歩抜け出す形となった。高田はタイトル挑戦に向け、日本タイトルを返上。その空位となった王座を昨年9月に松本が手にした。同い年の高田に対し松本は「ひとり抜けた形になったが、自分も食い込めるように明日の試合で見せたい」と、気合は十分。試合当日の1日はジムの先輩で元IBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一、続く2日はWBO世界ライトフラ級王者・岩田翔吉の誕生日。「試合に勝ってリング上でお祝いをしたい」と、続けた。

 一方、挑戦者の岡田はタイトル初挑戦。試合の向け髪の毛を「蛍光イエロー」に染め気合は十分。昨年9月の試合をリングサイドで観戦した岡田は「めちゃくちゃ強かった。理想は自分だけパンチを当てることだが、そうはならない。でも、勝ちにいく。そのために毎日練習してきた。楽しみ」と、ベルト奪取を虎視たんたんと狙う。

 戦績は松本が4戦全勝(2KO)、岡田が9勝(3KO)5敗1分け。

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