プロ野球は１日、宮崎と沖縄で３年ぶりに１２球団が一斉にキャンプインした。
就任２年目の阿部監督の下、２年連続のセ・リーグ優勝、１３年ぶりの日本一を目指す巨人は宮崎で始動した。日米通算２００勝まで残り３勝に迫る田中将、新守護神候補のマルティネス、ソフトバンクからＦＡ移籍の甲斐、新外国人で５番候補のキャベッジら新戦力の調整にも注目が集まる。
楽天のドラフト１位・宗山、ロッテの同１位・西川（青学大）ら、即戦力ルーキーたちも希望に満ちあふれた表情で第一歩を踏み出した。今季から新たに１軍の指揮を執る阪神・藤川監督、中日・井上監督、オリックス・岸田監督、西武・西口監督、５年ぶりに１軍指揮官に復帰した楽天・三木監督のキャンプ指導もチーム浮沈のカギを握る。西武は３年ぶりに２月１日にキャンプをスタートさせた。オリックスの野手陣は雨天のため、午後から始動となった。各チームは今後、練習試合やオープン戦を経て３月２８日、セ・パ両リーグ同時に開幕する。