スポーツクライミング男子で昨年のパリ五輪銀メダルの安楽宙斗（そらと、ＪＳＯＬ）、女子の野中生萌（みほう）が３１日、ボルダージャパンカップ（２月１～２日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場）へ向けたオンライン会見に出席。安楽は「自信を持って優勝できるように頑張ります」と決意を込めた。
昨年のパリ五輪などの経験を踏まえ、「外国の選手たちは、ピークの合わせ方がうまい。勝ちたいと思った大会で、準備をした上で勝つことが大切。疲労を少しずつ抜くとか、練習にはだいぶ気を使っています」とより一層、考えて行動するようになった。「今まで大会前は気にせず練習して、２日前の練習とかで調整する感じでしたが、今回は１０日前くらいから、強度は落とさないで疲れないように練習しています。９月に世界選手権もあるので、勉強も兼ねて試しています」と試行錯誤しながら、２０２５年を戦い抜く。