広島の新井貴浩監督が31日、キャンプ地の宮崎・日南市に入った。到着後にはチーム宿舎で約30分間、ミーティングを実施。「昨年は9月ああいう形(月間20敗)になって、その悔しさは忘れていないし、みんなも忘れていないと思う。その悔しさを持ち続けて優勝、日本一に向かって明日から頑張ろう」と、選手に呼びかけた。
ミーティングでは、レギュラー争いの「横一線」も強調した。「競争してもらうし、去年よりも(練習は)厳しくなると思うし、シビアになると思うよ。競争だから。そのときに結果を出した人、いいものを見せてくれている人からになっていく」と、これまで以上に結果にこだわっていく考えだ。
第1クールは6日間という異例の長さで行われる。「投手も野手もシーズンオフ、どれぐらい自分でやってきたのかなというのを、まずは見させてもらう」と、厳しい姿勢で各選手を見極めていく。