Infoseek 楽天

フジテレビに“異変”か AC大量だったのに「おそらくこれが理由で…」笠井信輔アナが分析「社員の皆さんに同情」

スポーツ報知 2025年2月1日 14時55分

 元フジテレビで現在はフリーの笠井信輔アナウンサーが1日に自身のインスタグラムを更新し、フジテレビの“異変”について分析した。

 「フジテレビからACが消えている!」と題して投稿。「今朝、フジテレビを見ていたらコマーシャルタイムに入って驚きました。これは一体…」と書き始めた。「ずっと心を痛めながら見ていたACの公共広告がほとんど出てこない!フジテレビのドラマの番組スポット。フジテレビのバラエティー番組スポット。もう全てがフジテレビの番組スポットに変わっているのです」と変化に気が付いた。

 その理由について「そういうことかと思いました」と持論をスタート。まずは公益社団法人ACジャパンの広告放送について説明した。「ACの公共広告が流れるときの典型的なパターンは、コマーシャルを出稿している企業が不祥事を起こした時『コマーシャルを流すのをやめてください』と放送局にお願いし、そうすると、流すものがなくなるので、その代わりにACの公共広告を流すと言うパターンが主な使い方です。その時、企業側の事情でコマーシャルを取り下げるので、テレビ局のコマーシャル放送収入はそのままテレビ局のものになります。ところが、今回は、あろうことかフジテレビ側の不祥事によって、各企業がコマーシャルを取り下げました。このパターンであってもルール上、フジテレビの収入は減らない状況が続いていました」と振り返った。

 続けて「しかし、これでは、あまりにも申し訳ないということでフジテレビは放送せずにACに差し替えコマーシャルの放送料金は企業側に返還すると言うことを決めました。と、なるとACを放送しなくてもよい、何を放送しても良いことになるのです」と説明。「おそらく、これが理由で、ACではなく、番組スポットに差し替えることができるようになったんだと思います」と考えをつづった。

 笠井アナは「ACが出てくるたびに、何とも言えない気持ちになっていました」という。「多くの社員は全く悪くないのに」「本当に多くの社員の皆さんには同情してしまいます」などと複雑な心境を記した。

この記事の関連ニュース