カーリングの日本選手権(2月2日開幕、横浜BUNTAI)に向けた男女各10チームのスキップによる会見が2月1日、横浜市内で行われた。
今大会はミラノ・コルティナ五輪に向けた代表選考会を兼ねる。五輪出場へは、〈1〉23年度日本選手権優勝、〈2〉24年世界選手権出場、〈3〉24年度日本選手権優勝、〈4〉25年世界選手権出場、〈5〉25年日本カーリング選手権大会決勝開催日の3日前時点で世界ランキングの最上位かつ、23、24年度日本選手権のいずれかにおいて3位以内。女子は〈1〉〈2〉を満たすのはSC軽井沢。いずれかを満たすチームが複数チームある場合は25年9月末までに代表候補決定戦が行われる。
前回大会2次リーグで敗退したロコソラーレは、世界ランキング7位と日本勢最上位ではあるが、今大会で4位以下なら代表を逃すだけにまさに背水の陣だ。会見に出席したスキップの藤沢五月は「昨年の日本選手権から私たちはグランドスラムをはじめ、たくさんの試合を経験し、ロコソラーレらしいカーリングとは何か、というものを一から模索するシーズンとなりました。そのおかげもあって悔しい時期、苦しい時期もあったんですけれども改めて、ロコソラーレらしさというものをしっかりと自覚してこの大会に臨めるいい時間となりました。やっぱりロコソラーレってかっこいいな、がむしゃらにやっているな、カーリングっていいなっていうふうに思っていただけるような、皆様の心に残るような試合を1試合1試合していきたいと思います」と気持ちを引き締めた。