ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(21)=青学大=が充実の石垣キャンプ初日を終え、決意を新たにした。ユニホームを着て初めて1軍選手とともに汗を流し「すごく緊張したけど、いい練習ができた。本当にレベルの高い人たちばかりで、自分でやらないとすぐに置いていかれる。しっかりとやりたい」とうなずいた。
悪天候で、フリー打撃など室内で主に過ごした。一方、外野ノックは強風が吹く“マリン仕様”の屋外で実施され「後ろの打球に対し、ずっとボールを見てしまっていた。(改めて)目を切っての下がり方を教えてもらった」と手応えを口にした。
自身のキャンプテーマは「確実性」。開幕スタメンを目標に掲げ、球団では14年の石川歩以来の新人王も見据える背番号6は「甘い球、その1球を捉えるか、捉えられないか。しっかりと追い求めていきたい」と力を込めた。(竹内 夏紀)