◇TVh杯ジャンプ(1日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=K点123メートル、ヒルサイズ137メートル)
52歳の葛西紀明(土屋ホーム)が1回目にヒルサイズを5メートルも超える最長不倒距離の142メートルをマークし、2回目もトップの131メートル。合計258・9点で2連覇の快挙を達成した。W杯遠征メンバーが不在とはいえ、衰え知らずのレジェンドは「この年で勝てるとは。メチャクチャうれしい」と目尻を下げた。
今月15、16日に同じ会場で行われるW杯札幌大会の代表に決まっており、勢いも加速。予選をクリアすれば、W杯個人最多出場のギネス世界記録「578試合」を更新する。