阪神・佐藤輝明内野手が1日、沖縄・宜野座キャンプ初日に異例のメニュー変更を行った。
本来は練習メニューの最後にあった30、20メートルダッシュを全体練習開始前の早出練習で消化。意図は明確で、その前に入っていた特守で全力を出し切るため。「それだけ守備で体力を使っていいことになる。(最後まで)出し切れました」と約30分間の特守を終え、汗をぬぐった。
藤川監督は野手に複数ポジションの守備練習をさせる方針。この日は全野手が内、外野両方でノックを受けた。佐藤輝も、外野手用グラブをはめ外野でノックを受けた。ここ2年は三塁固定だったが、ブランクを感じさせない動きに「(入団から)2年間やっているので」とサラリ。「疲れました」と全体力を使い切り、帰路についた。