◆卓球 全農杯2025年全日本選手権 ダブルスの部 第3日(1日、豊田市総合体育館)
混合ダブルスで木造勇人(関西アカデミー)、安藤みなみ(トップ名古屋)組が初優勝に王手をかけた。準々決勝で中村煌和、藤田知子(愛知工大)組を3―1で下し、準決勝は岡野俊介(朝日大)、田村美佳(十六フィナンシャルグループ)組を3―1で退けた。2日の決勝は小野寺翔平(リコー)、枝広愛(中大)組と対戦する。
21年アジア選手権女子シングルス銅メダルなどの実績を持つ安藤は、今年度限りでの現役引退を表明している。木造は「安藤選手が最後ということでいい形で終わりたい。あまりプレッシャーを感じず、最後まで楽しくできたらいい」と意気込んだ。安藤も「勝っても負けても最後の1試合なので、悔いが残らないように自分たちのプレーをして、しっかり優勝できたらと思います。頑張ります」。地元・愛知での有終の初Vへ、決意を込めた。