1日放送のTBS系報道番組「報道特集」では、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題に揺れるフジテレビ及びテレビ業界の現状を特集した。
この日の番組ではマスコミ業界における女性の扱いについて元新聞記者の女性らにインタビュー。
さらにテレビ局における女性の参加する“接待文化"について「東京のテレビ局の女性社員やスタッフに聞いた」とする声を報じた。
制作会社のスタッフは「居酒屋やカラオケで男性上司や先輩に肩を抱かれたり、手を握られたり、卑猥(ひわい)なことを耳打ちされることがあった。(不快感はあったが)訴える、抗議するという考えはなかった」と同番組の取材に返答。
民放局の営業部社員の「スポンサーとの会食で『俺と不倫してくれたら、次もCMを続けるよ』と言われた。ショックだったので男性の先輩社員に相談すると『おまえの腕の見せどころだな』と笑われ、真剣に取り合ってくれなかった」という声も紹介。
さらに民放局のアナウンサーの声として「10年以上前の話」とした上で「プロデューサーに『一流アスリートを囲む飲み会があるから、アナウンサーで囲んでほしい』とお願いされ、局アナ3人で参加した。キャバ嬢並みの接待を期待され、それに応えられない自分はみじめになり途中退席したが、翌日、プロデューサーに怒鳴られ、ショックを受けた」と伝えた。