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ラグビー・神戸が今季初の連勝 顔面骨折から4試合ぶりに復帰のアタアタ・モエアキオラが2トライでPOM

スポーツ報知 2025年2月2日 6時0分

▽ラグビー・リーグワン 第6節 神戸44―15BR東京(1日・神戸ユニバー)

 5試合が行われ、神戸(旧神戸製鋼)はBR東京(旧リコー)に44―15で快勝し、今季初の連勝を飾った。第2節の横浜戦で顔面を骨折したWTBアタアタ・モエアキオラ(28)が復帰。2トライを奪い、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。埼玉(旧パナソニック)は開幕6連勝。浦安(旧NTTコム)は6連敗となった。

 頼れる男が帰ってきた。4試合ぶりに復帰した神戸・アタアタは0―8の前半17分に反撃のトライ。同29分に逆転すると、同38分に自身2つ目のトライを奪い、計6トライを挙げたチームの導火線となった。トンガ出身の元日本代表は「(トライは)一人ひとりが役割を果たしたおかげ。いい復帰戦にできた」と胸を張った。

 今季はバックスリー(WTB、FB)の競争が激化している。アタアタは「(19年に)神戸に来てから、一番プレッシャーがかかっている」と、層の厚さに苦笑い。本職がFBの松永貫汰(25)は、11番で5試合連続スタメン。この日も1トライを決めたが「(メンバーを外される)危機感は毎週ある。練習でも激しさがあって、いい感じにやり合えている」と、表情に緩みはなかった。

 今季初の連勝で、プレーオフ進出圏内の暫定6位をキープした。「いい競争をして、責任を持ってプレーしたい」とアタアタ。阪神・淡路大震災から30年の節目に、連勝街道を突き進む。(森口 登生)

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