巨人のドラフト3位・荒巻悠内野手(22)=上武大=はドキドキのキャンプデビューになった。新人では唯一の1軍スタート。背番号60の真新しいユニホームに身を包み「自主トレと違って緊張感もありました。ユニホームを着ると引き締まって、ピシッとなった」と実感を込めた。
初日かららしさを貫いた。上武大時代から豊富な練習量をこなしてきた左の大砲候補は、全体練習後に居残りでの特打を敢行。「打撃練習中心なのは変わらないです。とにかく振らないといけないですから」。1.2キロのマスコットバットで快音を響かせ続けた。
約5000人のファンがキャンプ地に集結。期待のルーキーとして熱視線を浴びた。「(観客の多さに)びっくりしました。でも東京ドームはもっといると思うので早く慣れないといけない」。本拠で躍動することを思い描いて、鍛錬を積む。