日本ハムの「開幕・4番」が内定している野村佑希内野手(24)が1日、野球人生を懸けた“15番勝負”で結果を残し、絶対的4番に君臨することを誓った。
「プロに入ってずっと夢見てきた」と語る4番の座へ指揮官からリミットが与えられた。1月31日に新庄監督が「15試合で結果が出なかったら2軍に落とす」と発言。あくまで前向きな主砲は「思ったより試合数をくれる。普通は受けられないプレッシャーなのでありがたく成長に使わせてもらう。プレッシャーの中で結果を残せられれば、確固たるポジションをつかみ取れる」と自信たっぷりに答えた。
キャンプ初日のこの日は左翼から右翼への強風が吹く中でフリー打撃を行った。サク越えこそなかったが、逆風の左翼フェンス直撃打も放ち、状態の良さをアピールした。
昨季は、4番での先発は2試合のみ。56試合で2本塁打、CSでも出番なしという悔しい結果に終わった。それでも今季の開幕4番に指名され「身が引き締まる思い。(チームが)困った時に頼られるのが4番」と理想像を語った。野球人生を懸けた15試合に向け、万全の準備をしていく。(川上 晴輝)