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大谷翔平、LA山火事で2週間の避難生活していた「うちも危ないかなとは…」「妻とデコと避難する方が先」

スポーツ報知 2025年2月2日 6時11分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスト2025」に出席。移籍1年目の昨年に続き、2年連続でファンからの大歓声を浴びた。

 今回は球場内が改修工事中のため、同敷地内の駐車場で開催された。日米報道陣の取材に応じ、ロサンゼルス近郊で先月7日(同8日)から発生した大規模な山火事についても言及。自身も避難生活を余儀なくされたといい「(火事に気付いたのは)夜中でしたね。アラートが鳴って、って感じですかね。いろんな人と連絡をとって、避難しました」と明かした。自宅近くまで火の手が及んでいたようで「うちから、そうですね。ちょっと忘れ物して1回戻った時に、けっこうもう、後ろの方が燃えてたので。うちも危ないかなとは思ってたんですけど。それよりも妻(真美子夫人)とデコ(デコピン)と一緒にまず避難することの方が先だったので。すぐに荷物を持って。夜中でしたけど」と第1子妊娠中の真美子夫人(28)、愛犬との出来事を振り返った。

 その後、約2週間は家族と知人宅に避難。「もう今は戻れて、空気もいい状態になってるので。今は普通に戻ってます」と現在は自宅に戻ったという。2023年9月の右肘手術、昨年11月の左肩手術などからリハビリ中で、練習にも影響が出たかと思いきや…。「ちょうどその時にインフルエンザになって寝込んでいたので。ちょうど練習はできなかったんですけど、避難して、その先でちょっと寝込んでいたって感じでした」と話した。

 大谷は自身も避難生活を送りながら、被災者支援のため1月16日(同17日)に50万ドル(約7800万円)を個人で寄付すると発表。30日(同31日)には被害の大きかったロサンゼルス西部の高級住宅街・パシフィックパリセーズの消防署を訪問するなどしている。「実際に焼けてしまった家であったりとか、そういう地域を回らせてもらいましたし。苦しいというか胸が苦しくなる光景ではあったんですけど、本当に消防士の方とかも何日も帰らずに頑張ってるという話も聞かせてもらって。少しでも早く元の生活に皆さんが戻れるように今は祈ってます」と願った。

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