ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスト2025」に出席。移籍1年目の昨年に続き、2年連続でファンからの大歓声を浴びた。今回は球場内が改修工事中のため、同敷地内の駐車場で開催された。
2023年9月の右肘手術、昨年11月の左肩手術からリハビリ中の大谷は日米メディアの取材に応じ、「今のところ、(リハビリは)スケジュール通りには来ていますし、いい感じにはトレーニングもできていると思うので、スムーズにスプリングトレーニングに入ってそのままシーズンに入れるんじゃないかなとは(自分に)期待してます」と明かした。
昨季のワールドシリーズ第2戦で亜脱臼した左肩は関節唇損傷を内視鏡手術で修復した。「肩の手術は複雑な手術というか、関節的にも複雑な部位ではあるので。可動域を広げるという意味では肘よりもいろいろやらなければいけないことも多かったですけど、ここまではスムーズに来てますし、トレーナーの人たちともオフシーズンずっと一緒にやってもらったので。ここまでは本当にスムーズに来てるかなという実感はしてます」と大谷。開幕は打者として迎える見込みで、投手については「大体でしか決まってないので、本当にスプリングトレーニングに入ってブルペンをこなしていって初めて、じゃあどのぐらいのスパンで復帰しようかというのが決まってくると思うので。今は本当に前後数週間、1か月ぐらい余白を残してる段階なので。いつっていうのが、今の段階では言えないかなと思ってます」とした。
ロバーツ監督はスポーツ報知のインタビューで「投手・大谷」に関して「5月までは投げさせない」と明言している。この日も復帰時期は5月か問われ、「そんな感じだろうね」と話した。