パドレスは1日(日本時間2日)、本拠ペトコパークでファンフェストを開催。参加選手が取材に応対した。ダルビッシュ有投手(38)は、争奪戦の末にライバルのドジャースに入団した佐々木朗希投手(23)について思いを明かした。
地元FM局「97・3 The Fan」は取材の模様を公開。ダルビッシュは「自分たちとしてはできることは全部やったと思う。球団として素晴らしい迎え入れというか、そういうのはしたと思う。それはもう本人のディシジョン(決断)なので、それは仕方ないと思います」と話した。パドレスにチャンスはあったのか、と問われると「それは佐々木君に聞かないと分からない。僕はなんとも。意見はそこには何もないです」と返答した。
ドジャース入りを決断した際、朗希からは直接電話をもらったという。これからは同地区のライバルという間柄となるが「本人はやっぱりどこかで苦しくなったりもするだろうし、(今後もアドバイスするか)そこは分からない。僕はもし頼られることがあれば、自分のベストを尽くしたい。それは、人間として」と一人の先輩として接していくスタンスを明かした。