東京11R・根岸ステークス・G3・馬トク激走馬=サンライズフレイム
4連勝中で臨んだ昨年は6番手から運んで、ゴール前しぶとく脚を伸ばし3着。後方からの追い込みのイメージを覆し、スタートさえ決めれば中団で正攻法な立ち回りが可能であることを証明した収穫の多いレースだった。
その後の3戦はオープンを走り、1、2、3着。ゲートの不安、レースで興奮する面は残るが、それでも全キャリア【6130】の安定感は、能力の高さゆえだろう。
今回、昨年9月(エニフS3着)から間隔は空いたが、放牧先である外厩・チャンピオンヒルズから1月4日に帰厩し、栗東Wコース長め、坂路で時計8本と、入念に追われて態勢は万全だ。藤岡佑介騎手は、昨年のフェブラリーS勝ち(ペプチドナイル)など、東京ダート1400、1600メートルで好相性。冴えた騎乗が期待できる。やや重馬場で3戦3勝と、差し脚がさらにすごみを増すタイプだけに、本日の水分を含む馬場コンディションも間違いなく向く。