ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスト2025」に出席。移籍1年目の昨年に続き、2年連続でファンからの大歓声を浴びた。
今回は球場内が改修工事中のため、同敷地内の駐車場で開催された。アイアトン通訳同席の下で大谷は約10分間、トークショーに参加した。今オフ、ロッテから加入した佐々木朗希投手(23)に関する質問や、第1子を妊娠中の真美子夫人(28)、愛犬デコピンのことにも言及した。途中、通訳を介さずに質問に答える場面、日本語の質問に英語で答える場面もあり、会場をわかせた。
大谷のトークショーでの一問一答は以下の通り。
―真美子夫人の第1子妊娠を公表した
「初めてなので、緊張と楽しみが両方ありますけど、本当に無事に生まれてきてくれればそれだけで十分だなと思ってます」
―赤ちゃんが生まれたらデコピンはどうなる?
「どうなんですかね。彼も元気にしているので、一緒に面倒見てくれたらなと思ってます」
―今オフはどう過ごした
「オフシーズンは(左肩の)手術があったので、まずそれでやることとリハビリが一番メインだったので。本当にけっこう一番、これまで何年かで一番忙しいオフシーズンだったかなと。ワールドシリーズで勝って、あんまり時間がなかったというのもありますし、ここまですぐに終わって、今日ここにいるっていう感じかなとは思ってます」
―リハビリの進展状況は
「本当に今日いま、ちょうどトレーニングやって帰ってきてここに今すぐ来てるという感じなので。本当に1週間のうち5日、6日はしっかりトレーニングしながら、スローイングもやってますし、今バッティングもちょうど始まって、強く振ってるところなので。いい状態でスプリングトレーニングに入れれば、開幕からしっかりいけるんじゃないかなとは思ってます」
―日本に帰国したら何をしたいか
「(オフに)戻れれば良かったんですけど、ちょっと火災とかもいろいろあって、僕も避難しなきゃいけなかったので。家の状況とかも心配でしたし、ちょっと残って妻と一緒に違うところに避難していたので。日本にはこのオフシーズン、帰れなかったです」
―昨季の同僚とのハイライトは
「なんでしょうね。初めてスプリングトレーニングに来て、みんなとあいさつして、関係性を築いていくというのが一番、僕にとっては。初めて移籍したチームでというのは特別だったので。そのスプリングトレーニングでのイメージがすごい強いですし、また今年、もうすぐスプリングトレーニングが始まりますけど、去年と今年ではまたちょっと違う、佐々木選手も入ってきますし、ちょっと違う感じになるんじゃないかなとは思ってます」
―佐々木朗希には何を伝えたか(英語の質問に通訳なしで答える)
「僕がドジャースに所属しているという前に、日本人の選手として少し早めにこっちに来てやらせてもらっている立場として、本当にどこを選んでも彼が選んだところが正解だと思っているので。それが最終的にドジャースで一緒にプレーできるというのは本当に幸せなことですし、本当に僕からはどこを選んだとしても正解だと思うよというふうには伝えました」
―アドバイスを送るとすれば
「本当に素晴らしいオーガナイゼーションですし、ファンの方々も素晴らしいし、コミュニティーも素晴らしいし。本当に来てもちろん後悔しないと思うよということも伝えましたし、本当に彼自身がノビノビとプレーすれば、必ずいいシーズンになるんだとは思ってるので。そのサポートを少しでも、キャンプのうちからできればいいかなと思ってます」
―デコピンと佐々木選手の犬は友達ですか?(日本語で)
「He never met(まだ会っていません)」
―WS制覇をあと9回したい
「本当に心の底からそう思ってますし、そういうふうにするんだと思って僕は契約しているので。本当に去年ファンの方々とそういうふうに共有できたことも幸せなことですし、それをあと9回、僕がいる今の契約の中でできれば最高だなと思ってます」