フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)が2日放送され、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題に揺れるフジテレビの現状を特集した。
番組では、先月27日に行われたやり直し会見や、週刊文春が中居氏と女性との会食を巡るトラブルを報じた第1弾の記事について、フジテレビ社員の関与について内容を訂正したことを伝えた。記事では当初、女性がフジ社員から会食に「誘われた」としたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」などと判明したとし、電子版に掲載された訂正文では、女性がこの会食を「フジ社員がセッティングしている会の“延長”と認識していた」として、第2弾では訂正した内容で報じているとしていた。
一連の経緯が紹介されると、元大阪府知事の橋下徹氏は「週刊文春は修正しましたが、フジテレビはここでは調子に乗ってはいけません」とコメントした。
CM明けには「週刊文春は僕が記事が変わったといういろんなメディアの発言を聞いて、僕にインタビューを申し入れをして、僕がさんざん文春への文句を言ったやつをそのまま記事化したことは報道機関としてはしっかりやったなと思います」と評価はしつつ「週刊文春は権力者が今、一番恐れている存在ということは間違いないので。僕は嫌いですけど、僕もやられたので。社会の中での役割もあるので、あるが故に、それだけの存在感があるのだから訂正するなら核心的な部分の訂正だからもっと早く。気付いたのが1月6日だと言っています、であれば1月の中旬までに僕も言い出したのが1月20日くらいなのかな、それくらいまでに言っておけば、フジテレビの10時間会見の雰囲気は変わったと思います」と意見を述べた。
続けて、社内の飲み会のあり方などにも問題があると話しながら「ただ、フジテレビの会見で質問していた人も、文春の記事の訂正していることを、ちゃんと読んでから質問した方がいいと思いました。ただこれは質問者だけが悪いのではなく、フジテレビの経営陣もそこをちゃんと言った上で会見に臨むべきだったと思います」と指摘した。