阪神の掛布雅之OB会長が2日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)にスタジオ生出演した。
番組では、1日に12球団が春季キャンプをスタートしたことを取り上げられた。掛布氏は阪神の藤川球児新監督の印象を聞かれると「選手のコンディションをすごく気にする監督。昨日、初日が終わったあとも2軍の監督と電話をしあって、2軍の選手のコンディションを聞くぐらいコンディションを大切にする」と語った。
続けて、野球では失敗を許せる人と許せない人がいると話し「ピッチャーというのは失敗を許せないタイプの人が多いんですよ。野手って10回打席に立っても3回ヒットすれば3割バッターですから、7割は失敗するんですよ。藤川監督は、しかも9回の3つのアウトを取りに行くピッチャーですから。絶対失敗しちゃいけないポジションを投げてきたピッチャーですから監督として、選手のミス、チームの敗戦、このあたりを監督としてどう受け止めていくかどう受け入れるかがポイントになると思うんですね。それくらいピッチャーと野手の性格って違うんですよ」とポイントを明かした。
さらに「すごく選手に声をかけて。キャンプのあと『ありがとう』と選手に声をかけていたと言いますから、すごく選手に気を使う監督ですね」と人柄を語った。
最後には、少し早めに今季を占ってほしいとリクエストされ「阪神が優勝することは間違いないですよ。そこは安心してください」と笑顔で語った。