阪神・秦雅夫オーナーが2日、春季宜野座キャンプの練習前に約3分間の訓示を行った。2年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指す今季に向けて「昨シーズンあと一歩のところで連覇を逃した経験も踏まえて今シーズン優勝を目指して、まずは戦い抜いてもらいたい、そして勝ち切ってもらいたいと冒頭に伝えました。結果を残して、そして、シーズン終了後にはファンのみなさんと喜びを分かち合いたいという気持ちも率直に伝えました」と明かした。
今年1月1日付で新たにオーナーに就任。前日1日から宜野座キャンプを視察して「よりはつらつとした感じの印象を受けました」と期待感は高まっている。藤川監督とも熱い思いを共有した。「セ・リーグは抜きん出たチームがあるわけじゃないんで、最後まで混戦になるだろう…と。そんな中で勝ち切るには、それぞれの場面で選手1人1人が自らの役割をしっかりと認識して、成すべきことを成す、この姿勢を徹底することが大切」と激励した。