◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2日、香川県立丸亀競技場付属公認コース=21・0975キロ)
1万メートルで昨年のパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が59分27秒(速報値)の日本新記録をマークし、日本勢トップの3位だった。日本人学生記録を持つ駒大の主将・篠原倖太朗(4年)も59分台で続き、同4位だった。
序盤から日本記録(1時間00分00秒)を更新するハイペースで進んだ今大会。約9キロから集団は徐々に縦長になり、日本勢では太田、篠原、立大の馬場賢人(3年)らが食らいつく。
約13・5キロで馬場が出遅れ、日本人は太田と篠原のみに。20キロ過ぎに太田が仕掛けて一気に前に出ると、そのまま日本人トップをつかんだ。太田は日本記録賞として賞金500万円を手にした。