2月2日の東京6R・3歳未勝利(芝1600メートル=16頭立て)は、2番人気のプリムツァール(牝、美浦・蛯名正義厩舎、父イスラボニータ)が、デビュー2戦目で初勝利を飾った。21年の千葉サラブレッドセールで4億7010万円の超高額で落札されて、23年のキャピタルSなどオープンを3勝したドーブネの半妹という血統。勝ち時計は1分35秒5(良)。
ポンと好スタートを決めて、そのまま流れに乗って好位3番手へ。直線では追い出しを待つ余裕を見せ、進路が開くと反応良く抜け出して、2着のサルーポルティに2馬身半差をつける完勝だった。
田辺裕信騎手は「勘がいい馬で調教でも動けていました。(雨で)馬場が緩くなるとどうかなと思ったが、難なくこなしてくれました。強かったです」と汗をぬぐった。