星稜(石川)の3番打者として昨春センバツでの4強入りに貢献した芦硲(あしさこ)晃太外野手が、明大のスポーツ特別入試に合格。2日、東京・府中市の野球部合宿所で取材に応じ「リーグ戦の首位打者」を目標に掲げた。
「広角に強い打球を打てること」を自身のアピールポイントに挙げる芦硲。「打率の高い打者が、チームの信頼を得ていく。今まで以上に打率にこだわっていきたい」と言葉に力を込めた。
そのためのお手本になるのが、東京六大学リーグで歴代7位となる通算118安打を放ち、昨秋のドラフト1位で明大から楽天に入団した宗山塁だ。「練習参加の時に寮であいさつをさせてもらいましたが、輝いて見えました。1年生から活躍されていたし、どんな状況でも自分のバッティングが出来る素晴らしい選手。逆方向にもしっかり打てる打者になりたい」と夢を語った。