「KAWAII LAB.」出身の女性8人組アイドルグループ「CUTIE STREET」が2日、東京・豊洲PITで初のワンマンライブを行った。
念願の単独公演に、胸が躍った。メンバーの増田彩乃は「スタンディングの会場が満員になる景色が想像できなかったので、ペンライトを振ってくれるファンの皆さんがたくさん来てくれてうれしい」と笑顔で見渡した。桜庭遥花も「最高の日」と感慨無量の様子で2200人に手を振って感謝を伝えた。
古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭で結成した同グループは、昨年8月にデビュー。インフルエンサー、女優、アイドル、ダンサー、学生など異なるバックグラウンドを持ったメンバーが、それぞれの経験を生かしながらアイドルグループとして活動している。
グループ名には「どんな私(CUTIE)にもなれる、どんなところ(STREET)へだって行ける」、彼女たちにも、彼女たちと一緒にいる人たちにも、“なりたい自分”を見つけて欲しいという思いが込められた。
ライブでは、ストリーミング再生数7000万回を突破したデビュー曲「かわいいだけじゃだめですか?」など12曲を披露した。川本はデビュー曲について「バズっている実感は最近までなかったけど、街で私たちの曲が聞こえてきたり、子どもが歌ってくれたりと言うのを見聞きして、実感がこみ上げてきた」と明かした。終盤にはデビュー1周年を記念したライブが、10月12、13日に横浜・ぴあアリーナMMで開催されることもサプライズ発表された。
「KAWAII LAB.」は2022年4月に発足したアイドル文化を世界に向けて発信するプロジェクト。女性7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」らを輩出している。