2日放送の日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ!」(日曜・午後6時)では、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題に揺れるフジテレビの現状を特集した。
この日の番組では、1月30日に行われた新体制下でのフジ・メディア・ホールディングス取締役会の様子を報じた。
番組では席上、最も長く費やされたテーマはACジャパンのCM差し替えについてだったと報道。ACに差し替えたCMは料金請求なしでCM収入は233億円減の見通しという報告も示されたという。
また、現在フジへのCM出稿を控えているスポンサー企業41社に緊急アンケート。週刊文春が中居氏と女性との会食を巡るトラブルを報じた第1弾の記事について、フジテレビ社員の関与について内容を訂正したことについては「これをもってフジテレビのガバナンスや人権の観点での懸念が払拭されたとは考えていません」、「フジテレビ社において人権侵害に対しての疑義があることに変わりないため、第三者委員会への調査協力などを通じた事実解明と、それに基づく適切な対応を引き続き求めてまいります」などの声が集まったとした。その上で週刊文春の訂正がCM放送の判断に影響すると回答した社は0だったと報じた。