広島の新外国人、エレフリス・モンテロ内野手とサンドロ・ファビアン外野手が2日、キャンプ初の屋外フリー打撃を行った。ともに48スイングでサク越えは1発ずつだったが、新井監督は「いいスイングをしていた。(日本野球に)対応してくれそうなイメージは湧く」と、高評価した。
新井監督は、2人がリストアップの段階から映像をチェックしていた。「2人ともイメージは(映像と)一緒。モンテロもいいけど、ファビアンはいいバランスで振っているなと感じました。映像で自分が見たまま」。今後について「彼らのペースでやってくれれば問題ないです」と、まずは日本の生活に慣れることを最優先に、徐々に状態を上げていくことを求めた。
モンテロはメジャー通算21本塁打、ファビアンはマイナー通算104本塁打の実績を誇る。ともに右の強打者として、チームの喫緊の課題である昨季12球団最少52本塁打という長打力不足解消のカギを握る。