ロックバンド「怒髪天」が2日、東京・渋谷区の「渋谷O‐EAST」で「テイチクエンタテインメント90周年×怒髪天40周年共同企画“テイチクよ今夜も有難う”」を開催した。
バンドと所属レコード会社の節目を祝うライブ。ステージには「テイチク」に所属歴がある歌手の川中美幸、山本譲二、「SUPER EIGHT」の村上信五らがゲストとして登場し、デュエットを披露した。「夜霧よ今夜も有難う」など全19曲を歌い上げ、ボーカルの増子直純は「いいね、最高だね」と喜びをかみ締めた。
川中美幸とは「銀座の恋の物語」でコラボを果たし、増子は「さすがの艶(つや)っぽい声で」と絶賛。川中は「たいしたことないんです、生まれつきなので」と笑いを誘いつつ、スタンディングオベーションを受けると「生きてて良かった」と笑みを浮かべた。
さらに、「みちのくひとり旅」でコラボした山本譲二は1日が75歳の誕生日。祝福の拍手を耳にすると「一応これでも17歳のときは甲子園球児。あの頃は研ぎ澄まされた五感もありました。でも、その五感もやっぱり衰えました。五感は衰えたけど、股間は元気」と軽快なトークで観客を楽しませていた。