巨人のドラフト3位・荒巻悠内野手=上武大=が2日、春季キャンプ初の屋外フリー打撃を行い、圧巻のパワーを披露した。
フリー打撃序盤は1・2キロの重さがある緑色のマスコットバットを使用し、5スイング目に右翼席中段に特大弾。最終的には3本のサク越えを放った。広角に打ち分けながら持ち味の長打力を発揮。「自分のスイングを確認しながらいい感覚で振れた。(屋外での打撃練習は)気持ち良かったです」と声を弾ませた。
全体練習後は二岡ヘッドらと、居残り特打を敢行。精力的にバットを振り込んだ。期待のスラッガーは「セールスポイントが打撃なので、ここからもっと上げていきたい」と決意をにじませた。