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【卓球全日本】女子ダブルスは麻生麗名、笹尾明日香組が初V 早田ひなのエールに応え「うれしい気持ちでいっぱい」

スポーツ報知 2025年2月2日 20時53分

◆卓球 全農杯全日本選手権 ダブルスの部 最終日(2日、豊田市総合体育館)

 女子ダブルスは麻生麗名、笹尾明日香(日本生命)組が初優勝を果たした。決勝は梅村優香、塩見真希(サンリツ)組とフルゲームの熱戦の末、最終ゲームは8―9から3連続得点。最後は麻生がフォアの連打で押し切った。笹尾は「フルゲームになると思って準備していた。最後何とか2人でつないで、優勝することができてすごく良かった」と笑顔を見せ、麻生も「うれしい気持ちでいっぱい」とはにかんだ。

 所属の日本生命ではTリーグで日常的にダブルスを組んできた。昨季はプレーオフMVPに輝くなど、経験値は全日本の舞台でも生きた。笹尾は「今まで組んだ試合の数が多い分、打ったらどこに返ってくるかということも分かっているし、意思疎通ができているところが勝因だと思う」。麻生も「日頃組んでるので気持ちの面でも自信を持てた」と胸を張った。

 前週はチームメートの早田ひな(日本生命)が女子シングルスで3連覇を飾った。早田からは今大会と同日程で行われているWTTシンガポールスマッシュに出発前、練習場で「ダブルスも日生で優勝しよう」とエールを送られていたが、見事に約束を果たした。麻生は「今後もペア組ませてもらえるなら、Tリーグでも安定して勝ってチームに貢献できるように頑張っていきたい。全日本でも連覇を目指したい」と意欲を新たにした。

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