巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手2日、ひなたひむかスタジアムでキャンプ初の屋外フリー打撃を行い、待望の“プロ1号”を放った。
26スイング目の打球は弧を描いて左中間スタンドへ飛び込んだ。全32スイングで1本に、
「(ファンや首脳陣に)見られている中で、力みとか出ちゃうところがあった」と淡々と振り返った。
全体練習後にも居残りフリー打撃を敢行し、休みをはさみながら約40分間で3本のサク越え。打撃投手を務めた矢野謙次2軍打撃チーフコーチは「石塚のバッティングに興奮しちゃった」と鼻血を出した。石塚は「盛り上げてくれるコーチだったり先輩もいる。緊張して(キャンプに)入ってきたんですけど、やりやすい環境を作ってくださっている」と感謝した。