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【ソフトバンク】逆輸入右腕が米球界仕込みの新魔球明かす 「横にも曲がらないし、縦にもあまり曲がらない」

スポーツ報知 2025年2月3日 5時0分

 ソフトバンク・上沢直之投手(30)=前Rソックス3A=が、米球界仕込みの新魔球を隠し持っていることが2日、分かった。宮崎キャンプ初のブルペン投球の55球は、見守った小久保監督が絶賛の内容。カットボール、スライダー、カーブ、パワーカーブ、フォーク、シュート、チェンジアップと7種類の変化球を投じ、この日は投げなかった秘密兵器の存在まで明かした。

 ベールに包まれた新球について「ジャイロスライダーでいいんじゃないですか」と命名。「向こう(米球界)で教わりました。横にも曲がらないし、縦にもあまり曲がらない」と説明した。回転軸が進行方向の「ジャイロ」回転で、打者にボールが浮き上がるような錯覚をもたらす。「こっちで実際に使えるかどうか分からないので、試してみないとって感じです」と、今後の実戦投入を予告した。

 カットボールもホップしながら小さく曲がる「ライジングカット」と呼ばれる魔球で日本ハム時代から多用してきた。曲がりの大きなスライダー、通称「スイーパー」も習得済み。メジャーでは結果を残せず1年での逆輸入となったが、NPB通算70勝の投球技術は進化している。

    (島尾 浩一郎)

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