オリックスが、エドワード・オリバレス外野手(28)=メッツ傘下=を獲得することが2日、分かった。1月上旬に新外国人候補としてリストアップし、メッツ側を含めて慎重に交渉。この日までに合意し、3日にも発表される見通しだ。
右打ちのオリバレスは、メジャー5年間で通算29本塁打を記録。右翼を中心に、外野の全ポジションを守れる。一塁とDHでの起用を想定し、獲得を発表したジョーダン・ディアス内野手(24)=アスレチックス3A=とともに、打線強化の起爆剤として期待される。岸田監督は「全部のポジションに競争相手がいると思っている」と強調。杉本や西川らの刺激になることは間違いなさそうだ。
6日からの宮崎キャンプ第2クール中にオーストラリア代表のジャリド・デール内野手(24)がテスト生として参加するが、外国人は投手のエスピノーザ、マチャド、ペルドモを含めた5人態勢。2年ぶりのV奪回を期す岸田オリックスの陣容が固まった。
◆エドワード・オリバレス(Edward Olivares)1996年3月6日、ベネズエラ生まれ。28歳。14年にブルージェイズと契約し、パドレス時代の20年にメジャーデビュー。ロイヤルズを経て、昨季はパイレーツでプレーした。メジャー通算285試合で打率2割5分4厘、29本塁打、96打点。マイナーは通算596試合で打率2割8分、74本塁打、320打点。188センチ、86キロ。右投右打。