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【卓球全日本】梅村優香、塩見真希組は準V 現役引退の梅村はパートナーに感謝「これからも仲良く助け合いたい」…女子複

スポーツ報知 2025年2月2日 22時53分

◆卓球 全農杯全日本選手権 ダブルスの部 最終日(2日、豊田市総合体育館)

 女子ダブルス決勝で梅村優香、塩見真希(サンリツ)組は2―3で麻生麗名、笹尾明日香(日本生命)組に敗れた。第5ゲームは9―8から挽回され、初優勝にあと一歩届かなかった。

 梅村は昨年4月、今季限りでの引退を決めていた。25歳での決断だったが「年齢的にもけがが多くなってきた。(身長147センチで)で小さい分、動かないといけないと思って脚のケガが多くて」と説明。今大会も脚に不安を抱えていたが「これが最後なので(骨が)折れても」との覚悟で戦いきった。

 今大会は2人で戦う最後の全日本だった。試合直後は笑顔で健闘をたたえ合った。塩見は「負けちゃったけど、自分たちのできることはやりきった。最後こういう決勝の舞台でできるのは選手としてうれしいこと。もう気持ち良く引退してもらって」とねぎらい、梅村も「最終目標の優勝はできなかったけど、2位でも良かったんじゃないかな」とうなずいた。

 初めてペアを組んだのは2013年。梅村が中2、塩見が中1の時だった。高校卒業後は所属が分かれて組まなかった時期もあったが、塩見が22年に梅村と同じサンリツに移籍。再び2人で歩んできた。梅村は「18年間卓球をやってきて、その中の12年間ダブルスを組んでもらった。卓球もそうですし、普段飲みに行ったりもする。自分は引退するけど、これからも仲良く、何かあった時はお互い助け合いたい」とパートナーに思いを伝えた。塩見は涙を浮かべながら、「選手としてやれる限りは頑張りたい」と決意を語った。

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