日本ハムの体重117キロ右腕・アニュラス・ザバラ(28)が今キャンプ初のブルペン入り。33球を投じ、「状態も良かった。いい形でキャンプに入れた」と手応えを口にした。
“火の球リレー”を見せつける。今季台湾から「火球男」の異名を持つ最速157キロ右腕・古林(グーリン)が加入した。自身も最速162キロを誇り、スペイン語で「火の球を投げる」という意味で「ランサ・ジャマ」と呼ばれている。「2人の『ランサ・ジャマ』として頑張っていきたい」と“火の球リレー”に意欲を示した。
課題のクイックも上達している。来日1年目の昨季は、16試合に登板し、防御率1.20を記録したが、モーションを盗まれ、走者に走られるケースが多かった。「クイックは課題の一つ。昨年は精神的に落ち着かない状態で投げることもあった。(今季は)自分をコントロールする」と昨季の反省を生かし「新しいバージョンの自分を見せる」と2年目へ自信をのぞかせた。