◇りそなB1リーグ 第20節 SR渋谷92―86レバンガ北海道(2日、北海きたえーる)
東地区5位のレバンガ北海道は、中地区4位のSR渋谷に86―92で敗れ、今季3度目の3連勝を逃した。今季最多25得点のSG/SFドワイト・ラモス(26)らの活躍で6点差まで追い上げたが、及ばなかった。次節(8、9日)は敵地で群馬と対戦する。
北海きたえーるで今季最多となる5722人の観客が集まった会場は、ため息に包まれた。昨年12月、第13節・茨城戦以来の3連勝はならず、ラモスは「自分が得点を何点入れようが、入れなかろうが、きょう2連勝したかった」と肩を落とした。
前日は、日本代表のC/PFホーキンソンらを擁する攻撃陣に対し64失点。堅い守備で競り勝った(67〇64)が、この日は「簡単に打たせてしまった」(ラモス)と、第1クオーター(Q)にいきなり26失点。成功率で、レバンガの46・7%に対し73・3%のフィールドゴールを許し、前半で12点を追う展開となった。Bリーグ、キャリア2位の25得点を挙げたラモスの奮闘で終盤に反撃したが、最大20点のビハインドが響いた。
次節は東地区2位の群馬戦。同戦終了後に中断期間に入るため、今週末の2連戦が2月最後の試合となる。小野寺龍太郎HC(43)は「上位の群馬さんと対決する2連戦。勝ちにつなげられるような試合をしていきたい」と話した。
(島山 知房)