俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第5話が2日に放送され、世帯平均視聴率が10・6%を記録したことが3日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%でスタート。第2話は12・0%。第3話は11・7%。第4話は10・5%。今回は前回から0・1ポイント微増。個人視聴率は6・1%だった。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第5話は「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」。蔦重(横浜)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた…という展開だった。公式インスタグラムでは「第5回『蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)』に登場する人々紹介」とし、江戸を代表する書物問屋の店主・須原屋市兵衛役の里見浩太朗らの写真をアップ。その中で「柏原屋・川畑泰史さん」と吉本新喜劇の川畑泰史の姿も掲載された。終盤に登場した川畑にフォロワーからは「ばたやんwww」「出てきた時誰なのか全くわからなかった」「えっ、バタやんが大河に」「川畑!言われなわからんかった」など驚きの声が上がっていた。