俳優・松坂桃李が主演するTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜・午後9時)の第3話が2日に放送され、世帯平均視聴率が11・3%だったことが3日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・2%でスタート。第2話は11・2%。今回は前回から0・1ポイント増で2ケタ維持。個人視聴率は前回6・8%から今回7・1%にアップした。
松坂が演じるのは東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられ、制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていくストーリー。大ヒットドラマ「VIVANT」でもプロデューサーを務めた飯田和孝氏が手がける。
第3話では殺人犯・真山弓弦(堀田真由)に面会した御上(松坂桃李)は、事件がこの世に及ぼした影響について語る。一方で、神崎(奥平大兼)は自分が書いた記事の真実を知るために冴島(常盤貴子)に食い下がるのだが…。そして、ついに御上の過去が明かされる。御上の前に度々現れる謎の青年の正体とは…という展開だった。