浦和は3日、昨季限りで現役を引退した元FWの興梠慎三氏(38)がパートナー本部・パートナー営業ならびにアカデミー・ロールモデルコーチとして活動すると発表した。
興梠氏はクラブを通じて「選手時代にお世話になったすべてのみなさまへの恩返しのためにパートナー営業に、そして将来目指す監督に必要な経験とスキルを身に付けるため、アカデミーコーチに関わりたいという意思をクラブへ申し出ました。パートナー営業活動では、さまざまなイベント参加や企業訪問を通じてビジネスパーソンとしての経験を積んでいきます。既存のパートナー企業のみなさまとのさらなる連携強化や、新しいパートナー企業のみなさまともご縁をつなげていけるように努めていきたいと考えています。また、自分が持つサッカー技術のすべてをアカデミー選手へ伝えながら、指導者としてのレベルを向上させ、アカデミー選手と共に成長していくことを目指しています」などとコメントした。
また、浦和はこの日、同じく昨季限りで引退した元DFの宇賀神友弥氏(36)がトップチームの強化担当に就任すると発表した。
宇賀神氏は「トップチームの強化担当に就任することになりました。みなさんに公言した次の夢を叶えるために全力で努力をしたいと思います。また、堀之内スポーツダイレクターをサポートするとともに、クラブの最大の目標であるJ1リーグ優勝の力になれるよう頑張ります」とコメントを出した。