広島の大瀬良大地投手が3日、今キャンプ初のブルペン投球で30球を投じた。「最初にしては、ある程度バランス良く投げられたかなと思います」と、納得の表情を浮かべた。
昨季は無安打無得点試合の達成もあり、自己最高の防御率1・86という好成績を残した。前年秋には右肘を手術した。「昨年とは比べられないけど、その前のキャンプとかと比べても、悪くないと思う」と、今年は万全の状態で調整を進めていく。
今季は、実現すれば2年ぶり6度目となる開幕投手に名乗りを挙げ、2年連続チーム最多11勝の床田、昨季10勝の森下と争う。床田は自身と同様、この日が初ブルペンだったが、森下は初日にチーム一番乗りでブルペン入りした。「暢仁に“ジャブ”を打たれたので差し込まれていますけど、トコ(床田)もいますし、若い選手もいる。みんなに負けないようにアピールしていきたい」と、意気込んだ。