◆第75回東京新聞杯・G3(2月9日、東京競馬場・芝1600メートル)
昨年の覇者サクラトゥジュール(セン8歳、美浦・堀宣行厩舎、父ネオユニヴァース)が、レイチェル・キング騎手とともに連覇&重賞連勝を狙う。
前走の京都金杯は関屋記念(13着)以来となる5か月の休み明けに加え、トップハンデ58キロを克服して重賞2勝目。キング騎手は今回の短期免許初日での重賞制覇となり、改めて手腕をアピールした。
前走後はレースでのダメージを考慮し、東京新聞杯をパスする選択肢も考慮しながら慎重に見極められていたが、状態が上向いてきたことでGOサインが出た。前走後は1月23、26、30日とWコースで追い切りを消化。力強いフットワークで、引き続き状態は良さそうに見える。堀調教師は「23日はレース後1本目で様子を見る意味合いが強かったですが、いつものしぐさが戻ってきました。(30日は)単走で8分くらいの力で無理をせずに伸ばしました」とコメント。
G1馬3頭をはじめ、勢いのある4歳馬も参戦してくるが、好相性の鞍上が手綱を執る古豪も負けていない。