巨人の戸郷翔征投手が3日、宮崎キャンプで2度目のブルペン入りし、新球カットボールを試投した。25球中3球投げ込み、受けた岸田に変化を確認する場面もあった。「今年はすごく手応えが良かったので、幅を広げるために使おうかなと。出力を上げて、傾斜でどういう変化をするのかを確かめたくて投げました」と説明した。
同球種にはおととしから挑戦。思うような変化が得られず実戦では封印してきた経緯があるが、昨年9月頃に広島・大瀬良のカットボールの握りを丸を経由して教わった。取り入れたところ好感触をつかんだと明かし、「思ったより曲がりも、捕手の反応も良かった。オープン戦とかで投げてみないと分からないので、試合の中でやっていけたら」と語った。