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石川祐希が両軍最多14得点 イタリア通算3000得点到達 ターラントに快勝で連敗脱出…イタリアセリエA

スポーツ報知 2025年2月3日 15時39分

◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA) 第18節 ペルージャ 3(25―13、25―16、25―22)0 ターラント(2日、イタリア・ペルージャ)

 昨夏のパリ五輪男子日本代表主将の石川祐希が所属するペルージャは、ホームでターラントに3―0のストレート勝ち。今季16勝目(2敗)を挙げて首位を守り、4位以上でのプレーオフ進出が確定した。石川は全セットで先発出場し、両チーム最多の14得点で貢献。個人ではイタリア参戦10季目での通算3000得点に到達した。一方のターラントは14敗目(4勝)を喫し、12チーム中最下位となった。

 石川は第1セット(S)の18―11から決めるなどバックアタックがさく裂した。第2Sの22―15からは、サーブレシーブの後、素早く体勢を立て直し、セッター・ジャンネリのワンハンドトスに後衛ライトから鋭いスパイクを打ち込んだ。第3Sは石川のサービスエースから流れをつくり、5―8の場面ではレフトからスパイク。この日10得点目で個人としてイタリア通算3000得点目に到達させた。セット序盤は劣勢だった第3Sも石川のレフトからの強打などで流れを取り戻し、連敗脱出に導いた。

 ペルージャは開幕15連勝を挙げたが、1月の第16節・トレンティーノ戦に2―3で敗れ、連勝記録がストップ。第17節・チビタノーバ戦も1―3と今季初の連敗を喫した。リーグと並行して臨む欧州チャンピオンズリーグでは、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(チェコ)に3―0で勝利するも、先月29日に行われたハルクバンク(トルコ)に2―3で敗戦。苦しい展開が続いていただけに、復調への光が見えるホームでの快勝となった。

 リーグ第19節は、9日(日本時間10日未明)に敵地でリーグ9位のグロッタッツォリーナと対戦する。

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