◇卓球▽世界ツアー、シンガポール・スマッシュ 第2日(3日、シンガポール)
男子シングルスで、昨夏のパリ五輪日本代表の篠塚大登(愛知工大)が、1月の全日本選手権同種目を17歳で初制覇した松島輝空(そら、木下グループ)との日本勢対決を3(11―9、11―8、9―11、11―8)1で勝利し、2回戦に進んだ。
世界ランク26位の篠塚は全日本選手権の決勝では1―4で敗れていた同30位の松島に対し、サーブ3球目のフォアドライブで押し、先に2ゲーム(G)を連取。第3Gは松島の多彩なサーブで流れを奪われたが、第4Gを取り返し、リベンジを果たした。一方の松島は、全日本選手権優勝後では初の大会に挑んだが、初戦で姿を消した。
女子シングルスでは、21年東京五輪混合ダブルス金メダリストで世界ランク8位の伊藤美誠(スターツ)が、韓国の19歳・金娜英を3―1(11―3、10―12、11―8、11―8)で下し、2回戦に進んだ。