ソフトバンクのドラフト2位・庄子雄大内野手=神奈川大=は、チームの新人で唯一の宮崎キャンプA組に参加している。シートノックでは遊撃に入り、自慢の足と堅実な守備でアピールを続ける。
キャンプで一番驚いたのは「柳田さんの腕です」。ノースリーブで室内で打撃練習する柳田悠岐外野手の丸太のような腕を見て衝撃を受けたという。「自分も少しタイプは違うかもしれないですけど、ああいう体つきをしないとやっぱりケガにもつながりますし、長年できないのかなと思った。これからしっかり体づくりを含めてやっていきたい」とパワーアップを誓った。
キャンプイン前日の1月31日には、柳田の優しさにも触れた。チーム宿舎で一人で夕食をとっていると、「さみしいやろ。こっち来い」と同じテーブルに誘ってくれたという。「本当にうれしい。自分も新人で一人だけA組なので、そうやって先輩が声をかけてくれるのはありがたいですし、すごいやりやすい環境をつくってくださっている」と看板選手の気遣いに感謝した。