巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=が3日、2軍宮崎キャンプで球団OBの高橋由伸氏(49)=スポーツ報知評論家=と初対面。レジェンドに自ら歩み寄って質問する強心臓ぶりを見せ、金言を授かった。
2軍を視察した由伸氏がひむかスタジアムを離れようと歩き始めた時だった。ドラ1は迷わず動いた。「(打球の)ドライブ回転が多いのが気になって」。声をかけ、すかさず質問をぶつけた。もらった答えは「今はある程度自由にやらせてもらっているんだから、自分の良さを消さない方がいい。あんまり意識しない方がいいよ」という“ありのままのススメ”。貴重な金言を授かり石塚は「ありがたかったです」と感謝感激だった。
キャンプ3日目は、ロングティーで岡田とペアを組み「すごく打球がきれい。近づけるように頑張りたい」と日々、プロの技術の高さを肌で感じている。初めてのキャンプだが「まだ練習量もセーブしているし」と食事量にも気を配りながら体調を維持。大先輩の金言を胸に、まだまだ元気にグラウンドを駆け回る。(臼井 恭香)