巨人の岡本和真内野手が3日、今キャンプ初の屋外フリー打撃を行い、別格の存在感を示した。
力みのないスイングからかっ飛ばした。左右の打撃投手を相手に計51スイングで8本のサク越え。ラスト6スイングでは、左翼席中段への推定125メートルの一撃や2連発を含めて、4本のサク越え。最後は左中間席への強烈な一発で締め、観客から拍手が起こった。「久々に外で打ったら楽しかった。しっかり振ろうと思ってチェックしながら打てた。まだまだですけどね」と振り返った。
昨季終盤に腰の状態が悪化し「左第五腰椎分離症」と診断された。メンバー入りしていた11月のプレミア12は辞退。その後は順調に回復し、強度を上げている。「この時期はしっかり練習できる時期なので、これから量をしっかり練習していきたい」と言葉に力を込めた。