DeNAのドラフト2位・篠木健太郎投手(22)=法大=が3日、宜野湾キャンプ3日目で初のブルペン入り。いきなり最速150キロを計測した。直球にスライダー、カーブ、カットボールを含め30球。三浦監督や大勢のファンが見守る中、剛球を披露したルーキーは「新人合同自主トレの時よりボールの感覚はすごい良い感覚で上がってきている。初めてのブルペンとしては良い状態だったかなと思う」と納得の表情を浮かべた。
007も驚かせた。投球を視察した広島の白浜スコアラーは「投げっぷりというか、全身を使って投げる」と昨季パ・リーグセーブ王の楽天・則本に姿を重ね合わせ「初日からすごいですね」と舌を巻いた。大原投手チーフコーチは右腕について「今のところ先発で考えている」と構想を明かした。(太田 和樹)