Infoseek 楽天

【巨人】田中将大の変身ぶりに久保康生コーチがうれしい悲鳴?「早すぎるなぁ。仕事なくなるわ(笑)」

スポーツ報知 2025年2月3日 23時16分

 巨人・久保康生巡回投手コーチ(66)が3日、フォーム改造に取り組む田中将大投手(36)の変身ぶりに目を細めた。

 昨季0勝に終わったベテラン右腕は、春季キャンプ地の宮崎・木の花ドームで今キャンプ初めてブルペン入り。当初はフォーム固めとして3日目もネットスローなどを行う予定だったが、急きょ投球練習に変更して捕手相手に計36球を力強く投じた。

 軸足が体重移動時に沈み込んでしまうクセや横回転気味だったフォームを「縦回転」するよう促すなど、キャンプ初日から二人三脚でフォームを大改造してきた。本格指導からわずか3日。田中将自身が「すごい収穫だった。もう投げている感覚が違う。全部が違う。めちゃくちゃいい」と振り返ったように、ブルペンには見違える姿があった。

 的確な指導で昨年菅野を復活へと導いた久保コーチは「五、六分の力感でも、体重移動の流れの中で投げているので非常にいい。その割には球が速い、強い、制球もズレない」と新加入した日米通算197勝右腕を絶賛。吸収力の早さには思わず「早すぎるなぁ。(自分の)仕事がなくなるわ」と笑っていた。

 一方、焦りは禁物。新フォームが順調といえど「まだまだイケイケ(のスケジュール)はしない。(日々)キャッチボールを見て、そして、という流れになる。(今日)一気にいったから、疲労も強いだろうし。(再び)ネット(スロー)にするかもしれない。そういう繰り返しになると思います」と選手を思ってコメントした。

この記事の関連ニュース